事前に押さえておくべき点

システムエンジニアの忙しさは、会社の規模や時期によって大きく変わる。インフラ系の大企業であれば多くの人員が確保されているが、その分様々な業務を行う必要があり、1つあたりの仕事に割り振られる人員の数も多くなる。また24時間体制で監視する場合もあり、2交代や3交代制で働く企業も多い。ただしその分人員に余裕を持っており、急な用件でシフトに穴を開けてしまっても対処できる場合が多い。

一方、中小企業などの場合は人件費などの削減から必要最低限の人員しか確保していない場合が多く、非常に多くの残業を行わなければならない場合が多い。特に売上確保に必死になっている役員がいる企業だと、その傾向が強い。また即戦力を求められていることがあり、未経験のシステムエンジニアの場合、活躍できる場面が少ないとして雇用されることが少ないのも実情である。ただし、次世代を見越して社員の教育に力を入れている中小企業も多く、これらの場合は助成金や補助金制度を活用し、未経験であっても実力が付けられるよう配慮されていることがある。事前に社員教育にどの程度力を入れているのかを面接時などに確認しておくと良いだろう。

また新たなシステムが導入された場合やリリースされた場合は大企業も中小企業も忙しくなる事が多く、特に法改正の多い1月から4月あたりをピークとして、忙しさが倍増することがある。そのため体調管理などをしっかり行い、それらの事態に対応しなければならない。やりがいを求めることも重要だが、しっかり実情を把握し、志望動機を見直すこともまた重要である。